2020-11-20 第203回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
球磨川が流下する人吉・球磨盆地は、周囲を急峻な山々に囲まれ、多くの急流支川が流入し、山地部に降った雨がすり鉢状の盆地に集まりやすい地形です。さらに、その盆地の最下流部において川幅が絞り込まれ、山間狭窄部を流下するという特徴を持っている地形的に治水対策が難しい河川です。
球磨川が流下する人吉・球磨盆地は、周囲を急峻な山々に囲まれ、多くの急流支川が流入し、山地部に降った雨がすり鉢状の盆地に集まりやすい地形です。さらに、その盆地の最下流部において川幅が絞り込まれ、山間狭窄部を流下するという特徴を持っている地形的に治水対策が難しい河川です。
この全国初と聞いている権限代行工事、これは、平成二十九年の七月に発生した九州北部豪雨災害に、この赤谷川流域に急激に激しい雨が、これは集中豪雨でありますけれども、降ったため、山地部、また斜面崩壊や土石流が同時に起こり、大量の土砂、流木による河道埋塞という、難しい言葉なんですけれども、川底が全く分からなくなって、どこにどう川が流れていたというか、そういう状況が発生したと。
現在、令和九年度までを目標に、先行的な山地部掘削、橋梁のかけかえ、床固めの改築を完了させて流下能力の一部向上を図るとともに、それ以降、残る山地部の掘削を実施し、令和十四年度の完成に向けて事業の進捗を進めているというところでございます。
この地域では、資料の二でございますけれども、豪雨の際の土砂災害が谷の部分を中心とするのとは大きく異なりまして、地震によりまして山地部の至る所で大規模な土砂崩れが発生しています。茶色くなっているところが土砂災害の場所でございます。 次の資料三のとおり、集落をのみ込み、新設したばかりの浄水場にも大きな被害を発生しました。
昨年来の全国の中小河川の緊急点検におきまして、特に昨年の平成二十九年七月九州北部豪雨等におきまして山地部の河川で土砂や流木を伴う洪水が発生したこと、あるいは中小河川で度重なる浸水被害が発生していたことなどが、課題がございまして、全国の中小河川の緊急点検を実施をいたしまして、土砂・流木対策、再度の氾濫防止対策、洪水に特化した水位計の設置などを進めております。
委員御指摘の梓川につきましては、山地部から通常大量の土砂供給がございまして、非常に土砂が堆積しやすい河川となっております。このため、今後の土砂堆積を抑制するための効果的な対策を実施するために、土砂移動量の把握等の調査による土砂移動メカニズムの解明等を関係機関と連携しながら実施をしているところでございます。
また、ダムについても同時にお尋ねがあったというふうに思っておりますけれども、例えば、昨年の九州北部豪雨におきましては、筑後川中流右岸の山地部の河川において、河川の氾濫に加えまして土砂や流木の流出により甚大な被害が発生した一方、同じ地域を流域に持つ佐田川の沿川では、上流の寺内ダムにおきまして、最大流入量の九九%を貯留するとともに、大量の土砂、流木を捕捉したため、被害はほとんど生じませんでした。
今後予定されております大河津分水路の山地部掘削等の事業実施に当たりましても、工事の内容に応じまして、地域企業へ配慮した工事発注に努めてまいりたいと考えているところでございます。
九州北部豪雨では、筑後川中流右岸の山地部の河川におきまして、河川の氾濫に加え、土砂や流木の流出によって甚大な被害が発生をいたしました。 国土交通省といたしましては、被災直後の緊急的な対策といたしまして、河川や道路等の被害状況調査のためTEC—FORCEを派遣するとともに、災害復旧事業に必要な手続を効率化するなど、復旧の迅速化に向けた支援を行っております。
また、冬季間は降雨が少ない、山地部で雪がある程度見込めるところはございますが。そういうような状況の中で流量の調節をしていくわけでございます。 委員の埼玉県におきまして、例えば夏の間の用水については、農業用水全体を見直すことによって、夏の確保する流量については、計画を見直すことによってそこから生み出していくというようなことをやっているわけでございます。
上空からの視察では、山古志村等の山地部で土砂災害が多く発生しているのを目の当たりにし、また、国道十七号などの損壊状況を視察して災害の激しさを感じました。また、家屋などの施設が、外見では残っていても内部では大きく被災しており、大変な地震であったと感じました。何よりもライフラインの早期復旧が必要であり、他省庁、県、市町村、事業者等と連携をとりながら全力で取り組んでまいりたいと考えております。
ただしかし、その下流地域に位置する都市部を長い目で守っていくためには、やはり、山村、山地部をしっかりと管理し、整備していくということも大変重要な課題だというふうに私は思っておるわけです。
この和田山町から豊岡市に至る区間につきましては、大変地形的にも厳しいところ、山地部を通過する、そういうことでトンネルとか橋梁が非常に連続するようなルートになるようでございますし、また、雪の問題、それから雪崩とか雪氷の問題等多くの課題があるようでございますが、できるだけ早く計画策定ができるように、調査の推進に努めてまいりたいというふうに考えております。
これにつきましては森林の保水能力の減少という問題と、もう一つ都市化が進展しておりまして、従来山地部におられたような方々が大都市に移ってこられて低湿地帯、あるいは従来で言うとはんらん原というところにお住みになっているというようなことも一つの原因がなというふうに我々としても分析しておりますが、いずれにいたしましても森林の保全ということは非常に重要な事柄でございますので、災害対策上も一緒になって対応すべきものだというふうに
その原因は、六十三年度の調査を見ますと、平地部の改良率が七三・八%に対して山地部の改良率は三八・〇%と、山地部と平地部、言ってみれば都市等の住居地域、市街地域がある地域と山地部とでは三五%の改良率の差が現実にございます。したがって山地部の面積の多い都道府県においては結果として改良率が低い状況になっているというのが現状の分析の状況でございます。
このような考え方から、山地部ではダム、平地部では湖沼開発、調節池、また地形、地質上から大規模な施設を建設できないところでは小規模生活ダム、いわゆるミニダムを建設するというように、自然の地形に応じてさまざまな手法を組み合わせて水資源開発を行い、今後とも安定的な水資源の確保に努めてまいりたいと考えております。
特に山地部におきましては、自然環境に対して著しい影響の少ないルートの選定に努めるとともに、工事の実施に当たりましても、周辺の自然環境に調和した道路構造の採用あるいは周辺植生に合わせた緑化復元等を行ってきております。今後とも道路の整備に当たりましては、自然環境の保全に十分に配慮してまいりたい、このように考えております。
大都市圏に隣接いたしまして人口が急増している、それから一方地形的には山地部が多い、こういうちょうど奈良県のようなところ、道路が整備が大変おくれているという地域もあることは承知しております。
それから、用地費が非常に高くなるかということでございますが、高速道路につきましては全くの都心を通っている区間というのは少ないわけでございまして、道路全体でも二〇%ちょっとが用地費比率でございますし、高速道路についてもその程度の状況でございますし、むしろ横断道路ともなりますと比較的山地部が多いものでございますので、用地費についてはそうかからないんじゃないか。
そうしますと、山地部を通過するためにトンネルとか橋が多くなったりあるいは建設費が割高になる、そういうことでありますし、一方で交通量もそうはたくさん望めないというのが今の実情ではないかと思うんですが、この通行料金の設定と採算性の確保についてどのような方策を講じようとされているのか、その点お伺いしたいと思います。
そのクラスについては交通量とか、例えば山地部ですと時速百二十キロの設計はできませんから三級の八十キロでやる、場合によっては四級六十キロでやるというふうに構造令では決まっておりまして、国道の場合でも自動車専用道路の一種規格を採用する場合には、その道路の性格に応じまして二級とか三級とか、まあ一級というのは一般国道の場合にはなかなかないと思いますけれども、そういった一種規格で整備するわけでございますので、